朗読公演

マリ先生が浦和の公民館で一番初めに開いた朗読教室が、今年20周年です。 私も、そのY公民館の初期メンバーでした。 問い合わせたら子連れでも良いとのことで、今 23歳の末の息子が幼稚園に入る前の1年間、一緒に連れて行きました。 私たちが勉強している間、絵本を見たり、パズルをしたりしていて、マリ先生はじめ仲間にずいぶん可愛がっていただきました。
マリ先生の朗読教室は楽しくて好評で、その後、N公民館、D公民館、O公民館、T公民館と、教室が増えています。 10年前、その後に入ったコーラスとY公民館の朗読教室の曜日が重なるので、私はD公民館に移りました。 D公民館の朗読教室の方々も、みんな思いやり深い素敵な人ばかりで、ここでの出会いもとっても大切に思っています。 今週、六ヶ所村の署名をお願いしした時も、全員がよろこんで署名してくれたし、私が演劇をやっていた時は、毎年、ほとんど全員がチケットを買って観に来てくれるか、「〇〇と重なって・・・今回はごめんね!」と言ってくれて、本当に有難かったです。
今日は、そのY公民館の“おはなし・まりの会”の「20周年記念公演」が、市民会館8階ホールでありました。 行けないかも・・・と言っていたので、8階に上がった途端、マリ先生が「あら! 来られたの?!」と、とても喜んでくれました。
プログラムは“いのち”をテーマにして作品を選んだということで、民話『三年とうげ』、童話『金の窓』、民話『やまんばのにしき』、手塚治虫のエッセイ『地球は死にかかっている』、絵本『葉っぱのフレディ』の間に、浦和在住の詩人 ないとうこう さんの詩をちりばめた構成になっています。 手塚治虫のエッセイ以外は、全員が暗記して演じていました。
出演者13人がそれぞれ個性豊かで、その個性がよく出ていて、とても楽しかったです。 Y公民館の特徴というか強みは、男性が2人いるということ。 その男性2人も、良い味だしていました。
最後に、車椅子の ないとうこう さんと、マリ先生が挨拶しました。 マリ先生は、「どれも、私が教えたんじゃないんですよ。 みんなが自分で考えてきて、私はただ、アハハ、アハハと笑っていただけなんです」と、いかにもマリ先生らしいコメントをしていました。 マリ先生、大好きです!
終わってから、やはり観に来ていた同じD公民館の人たち5人で、ちょっとだけお茶しようということになって、近くの“シュークルダール”とかいう珈琲とケーキのお店に行きました。 きれいで可愛いケーキがいっぱいあって、みんな散々迷ってケーキを選んで、話に花が咲きました。 ハッと気がついたら、もう5時半過ぎ! 公演が2時からで、終わったのが3時半だから、あっと言う間に2時間たっちゃった・・・ 夕飯の支度しなくちゃ!と、慌てて帰りました。