HIBAKUSHA 世界の終わりに

HIBAKUSHAのDVDを見ました。 まずは1人で、何度も巻き戻しながら見ました。 このままいったら、本当に世界は終わります!! 無知は罪・・・ 今まであまり良く知らなかったことを恥じました。

1991年、世界で初めて劣化ウラン弾という兵器が使われてから、私たちは新たな核時代に生きることとなった。 それは普遍的な放射能汚染の現実を生きるということ。 イラクで死に続けているがんや白血病の子どもたちの出会いから、私の「ヒバクシャ」を追う旅が始まった。 生活することがそのまま被爆につながるこの現実は、すでに私たち全員に及んでいる。 核時代を生きる私たちは、核のなんたるかを知らないままにヒバクシャとなりつつある、その内実を描いた。=鎌仲ひとみ〔監督〕
21世紀に入り、人類は「力が正義である」という野蛮な時代へと逆行しつつあるようです。 その力を保証しているのは核エネルギーに他なりません。 武器だけではなくエネルギーの利用分野も含めて、核の力を背景に世界を支配する醜い戦いが行われています。 一方で、人類だけでなく生物全体にとって危険な放射能の微量菜汚染が、全地球的規模で進んでいる現実があります。 そして、このような低線量被爆は数万年つづくのです。 果たして人類と地球の生きものにとって未来はあるのでしょうか。 イラク、日本、アメリカの核汚染に苦しむ人々は、まさに「世界の終わりに」を体験しているのです。 この映画はそのドキュメントです。=小泉修吉〔プロデューサー〕