ケアハウスへ

アンサンブルの仲間と、隣の市のケアハウスへ行って、ミニコンサートをしました。 ここは年に2回呼んでくれるので、もう5〜6回目になり、顔見知りの方も多くなっています。 メンバーは、ピアノ、ヴァイオリン、フルート(娘)、バリトン、ソプラノ(私)の5人です。 私は車が好きなので運転手も兼ねていて、12時前に娘と出発して、それぞれのお宅の近くへ迎えに行きました。
2時に始まり、「みどりのそよかぜ」「高原列車は行く」などの懐かしい歌や童謡を3人の伴奏で歌います。 ヴァイオリン、フルートの独奏の後には、今回、「カチューシャの歌」「砂山」「雨降りお月」など中山晋平の歌を5曲入れました。 今日は司会もしたので、事前に調べたら、中山晋平は日本のフォスターとも呼ばれ、3000曲余りも作曲したそうです! 信州中野市に生誕百年を記念して建てられた記念館があるとのこと、近いうちに行ってみようと思いました。
最後に、ドイツリートでもポピュラーな「春への憧れ」を私が、「野ばら」をバリトンさんが、日本語で歌って、私たちの演奏は終わりです。 その後は『みんなで歌いましょう』で、事前に希望を出して頂いた「ゴンドラの歌」「知床旅情」「ふるさと」などを7曲、全員で一緒に歌いました。 歌詞カードを見ながら、みなさん生き生きと歌ってくださいました。
ここまでで約1時間20分。 いつもはこれで終わりなのですが、今回は代表のバリトンさんに、南京玉簾もやって、と言われていました。 実は3年前に演劇の仲間5人で、4〜5回、先生について習ったことがあるのです。 まだまだ下手なのに、すぐ乗るほうなのでやっちゃいました。 ドレスを着て南京玉簾というのも変ですが。 失敗すると、会場から「ご愛嬌っ!!」と声がかかり、大変救われました。 感謝!!  終わった後、いつものように施設長さんが控え室へ挨拶にみえて、少し話していらっしゃいました。 いま県内にケアハウスが66あって、ここのケアハウスは31番目にできたので、約10年で2倍に増えたのだそうです。
家へ帰ったのは6時近くで、急いで夕食の支度をしました。 演奏をして来た後は、いつもハイテンションで、とっても幸せ!みんなに感謝したい気持ちです。 下の息子に「どうだった?」と聞かれました。 南京玉簾を習った仲間には息子もいて、アッと言う間に一番上手になりました。 息子は大学で舞台芸術研究部なるものに所属していて、家で買ったほかに、部費でも2本買って、後輩に教えたそうです。 文化祭や老人ホームでも何度もやったとか。 今日のために彼に教えてもらうはずだったのに、なかなか時間がとれなくて・・・ 次の機会がいつあるか分からないけど、時間をみつけて練習しておこうと思いました。