てんきりん

1994年6月に、朗読教室の仲間4人で、お話の会を創りました。この4人には、もうひとつ共通点があって、全員、浦和子ども劇場の会員でもあり、そのうちの3人は、92年に立ち上がった「みんなの地球の会」の会員でもありました。
4人とも宮澤賢治が大好きで、会の名前は、『銀河鉄道の夜』から「てんきりん」と名づけました。
[ジョバンニは、頂の天気輪の柱の下に来て、どかどかするからだを、つめたい草に投げました]
ジョバンニは、このてんきりんの柱のところから、銀河鉄道に乗り込むのです。
私たち4人は、子ども劇場の子どもたちの集まりや、小学校、中学校、学童、子ども会などでお話をしてきました。小さい公演も、4回ほどやりました。1人が岡山へ転勤していってからも、3人で活動していましたが、仲間が仕事が忙しくなるにつれ、また私が「みんなの地球の会」に打ち込むにつれて、活動が少なくなり、去年は、1〜2回しかおはなし会をしなかったでしょうか。
それが、岡山へ行った仲間が、2月に茨城に引っ越して来ました。折りしも、3月4日は、私たちが第1回の公演をしてから、ちょうど10年目なのです。仲間から、記念公演をやろう!と声がかかり、茨城に来る彼女も、喜んで出ますと言ってきました。それが1月。 時間がないのと、10周年記念ということで、演目は第1回目と同じにしました。もちろん宮澤賢治です。
第1回目の公演は、当時築百年以上の民家を改造した喫茶店、まつぼっくりで、お客様は64人来てくださいました。今回の場所は、仲間のひとりが所有する「あそび舎てんきりん」です。学び舎ではなく、あそび舎・・・日の出通りを、産業道路と交差する太田窪の交差点からもう少し東へ行った日の出通り沿い、お墓の向かい、歯医者のはす向かいあたりにあります。中に主がいる時は、小さな黒い「てんきりん」の看板が下がります。ここは、25、6人で満席なので、2回公演にしました。
と言うことで、明日とあさって、てんきりんの公演です。
3月4日(土)3:00/3月5日(日)1:30
注文の多い料理店』『賢治書簡から』『水仙月の四日』
公演は1時間半ほど。その後みんなでお茶を飲みながら歓談。
会費:500円(コーヒー付)
日曜は満席になってしまって、土曜日も20人以上来てくださるので、ここではお知らせだけで、すみません。駐車場もないものですから。
それで、ごめんなさい、ワークショップの報告は、5日が終わってからにします。