父の姉

今日の明け方、父の姉さんが亡くなりました。ずっと入院していて、10月には両親も長野に見舞いに行ったのです。3日間いて、最初は全然わからないようだったけれど、最後に少し目を開けて涙ぐんでいたと父が電話で話してくれました。体重は28kgしかなかったそうです。女性の平均寿命に達したとはいえ、おばちゃんにはまだまだ長生きして欲しかった。骨折して入院してから、どんどん悪くなってしまったようで、高齢での骨折は本当に気をつけなくてはいけないと、改めて思いました。
子どものころ夏休みに遊びに行った時の きびきびした様子を思い出します。絵も字もとても上手で頭の良い人した。父は学生のころ、姉さんに「ローレライ」などの歌をたくさん教わったそうです。二人きりの姉弟で、父は姉さんをとても尊敬していたようです。
看護婦(助産婦)さんだったので、私も子どものことで色々教えてもらいました。毎年長野のおいしいりんごを送ってくれたのも、この伯母です。両親のところと、うちと、私の妹達の家にも送ってくれてました。毎年20ヶ所くらい送っていたのだそうです。
両親からは、妹達は行けなくても、長女の私はお葬式に出席するようにと、先月から言われていました。今朝早く長野へ駆けつけた両親から夜に電話が入って、告別式は4日だそうです。その時には全てキャンセルして長野へ行くつもりでいたのですが、4日は11月の中でただ1日、何も予定の入っていない日なので、何だか不思議な気がします。
小学校教諭の末の妹は行かれませんが、中の妹と2人で行くことになりました。