技能認定試験

utako-urawa2005-10-28

10月16日に「さし絵講座」の最終課題を提出しました。テーマは『夢』。ずうっと何を描こうか考えていて、夜空いっぱいのオーロラと、それを見ている人々を描きました。絵につけるコメントはこう・・・ たぶん5歳くらいの時の不思議な体験です。
『幼い頃、オーロラを見たことがあります。幼稚園のわきの広い田圃を見晴らす土手にすわって、ひとりで見入っていました。ずっと本当に見たと思っていたのですが、長じて私の育った東北ではオーロラは見られないことを知ったのです。今でもあの空がありありと目に浮かぶのに。そのうちにいつしか本物のオーロラをこの目で見たいと思うようになりました。今度はひとりではなく家族や友だちといっしょに感動をわかちあいたい・・・私の夢です』
最終課題を提出する前に、さし絵ライター技能認定試験を申し込んでありました。20日にその問題が送られてきて、作品提出の期日10月28日までの1週間は、ひたすら絵を描いていました。その間も、コーラスや朗読へ行ったり、23日には「合唱のつどい」にコーラスで出場して、午後はそのまま夕方まで演劇ワークショップが入っていたり・・・ でも試験中は、何とか4日間も何も予定を入れない日を作ることができたのです。5つの課題の5枚の絵は、その4日で集中して仕上げました。
なかなか自分がイメージしているように描けず、ちょっと弱気になりかけていた時に、オーロラの絵が採点されて返ってきました。封筒から自分の絵を取り出した瞬間、「わ、きれい!」と思って・・・ 講評も「寒さの中で人物たちのぬくもりが感じられる作品ですね、陽子さん。木の黒いシルエット、スパッタリングの星々が効果的です。オーロラの神秘的なイメージも印象的です・・・」と、暖かいものだったのです。それが励みになって、何とか5枚、描ききれました。もちろん絵を描くのは大好きなので、描いている間はとっても楽しかったです。
結果は1ヵ月後に分かります。自信は・・・ちょっとあるけど、でもどうなるかは全く分かりません。