消費者学習会

支部大会の時に案内のあった、消費者学習会に行ってきました。 岸町コミュニティーセンターで、1:30〜3:30。 第1部が「振り込め詐偽・悪質商法の対処法」第2部は「消費生活センターの役割」
第1部は、浦和警察署ケンちゃん劇団の3人の寸劇で、振り込め詐偽にあった被害例、危うく難を逃れた例、訪問販売に引っかかった話、空き巣にやられた場合、空き巣が入るのを止めたケースなどが紹介されました。 警察官とは思えない(?)ユーモアと演技、楽しませてもらいました。
警察の方が最後にまとめとして話してくれた中で、今日から実行してください、と言っていた事は、家へ帰ってきて鍵を開ける時、必ずノブを回してみて開かないのを確かめてから鍵をあけるように、ということです。 実際にあった事件を話してくれました。 奥さんが子どもを幼稚園に迎えに行き、ほんの30分後に家へ帰って来て、ドアの鍵を開けようとしたら、鍵がかかってしまった。「かけ忘れて行ったのかしら」と思いつつもう1度鍵を回してドアを開けたら、子どもがパーっと中へ駆け込んでいった。 奥さんは後から家へ入っていって、嫌にシーンとしていると思ったそうです。 そして、部屋に入ったら4人組の強盗がいて、子どもがつかまっていて、奥さんもナイフを突きつけられた・・・
その後どうなったかは話してくれませんでしたが、とにかく鍵をかけて出たはずが、ドアを引いてみて開いていたら、決して不用意に中へ入らないこと、後で笑い話にしていいのだから、近所の人か、警察を呼んで一緒に入りなさいということでした。
第1部が終わると、ケンちゃん劇団の3人は、室内を描いた背景などをしまって、これからまた次があるからと、帰っていきました。 多いときは、1日に4ヶ所で公演するそうです。
第2部は消費生活センター所長の話。 相談件数は年々急増していて、平成14年は5,667件だったのが、平成16年には1万5千件で、架空請求・不当請求の相談が増加しているとのこと。 身に覚えが無ければ決して連絡をとらずにほおっておくのが良い。 よく、支払ったのにまた請求されたと言う人がいるが、支払ったから再度請求されるのだと認識すること。 ただし、裁判所から督促が来た場合は、犯人が簡易裁判所に手続きを取っているので、本当に差し押さえられる場合がある。 その時はすぐに裁判所に電話して、身に覚えが無いので調べてくださいと話すと、犯人が芋づる式につかまる場合もあるそうです。 それにしても、参加者が少ない。 20人程しかいなくて、せっかくの企画がもったいないと思いました。