最終台本印刷

去年の5月に、第10回公演『神の創りし子ら』が終わり、6月に総会が開かれ、5年間 事務局長をしてくれた Sさんが事務局を降りました。 ご両親の看病などの諸事情から、台本ももう書かないということで、紆余曲折のあと、私が台本を書いて、今年の6月25日(土)に上演と決まりました。 演出は Sさんの教え子で劇団に入っているTF君です。
内容は、みんなの地球の会の代表の KYさんの体験を柱に、生への賛歌を伝えられたらと思っています。 KYさんは、2000年5月、第6回公演の2週間前に自転車で帰宅途中に頭を打って倒れました。 意識不明のまま救急車で運ばれて、低体温療法で奇跡的に助かり、半月後に意識が戻って、3ヵ月後に退院、1年後には小学校教諭に職場復帰しました。 でも、まだ後遺症と戦っていて、リハビリも続けています。
第一稿は、11月半ばに出したのですが、それからも色々ありました。 今まで上演した劇の再演をした方がいい、毎年公演しなくてもいいという意見もあり・・・ その上いつもの音響さん、照明さんが本番当日は仕事で浦和に居ないことも判明して・・・ 話し合いに話し合いを重ね、今年の公演が決まりました。
初めは、パソコンから5、6部プリントアウトしたままの脚本を皆に読んでもらい、意見を聞いて翌週また直して持ってくるという形で読み合わせしてきました。 12月に1度と2月に1度、台本に製本しました。 製本と言っても、両面印刷して折ってホッチキスで留めるだけですが。
その後にも、KYさんの要望も多くあり、削除して欲しいと言われたところも多々あって、今回最終台本を印刷することになったのです。
最終となると、あそこをもう少し何とかしたい、ここも直したいと思って、朝の10時過ぎまでパソコンに貼り付いていました。 それからプリントアウトして、娘と一緒にプラザイーストへ急ぎました。 プラザイーストは、私たちが劇を上演する所で、緑区役所のすぐそばにある市の施設です。 402席のホール、図書館、映像シアターなどがあり、ワークスペースでは、印刷なども出来るようになっています。 紙は別で、10枚30円で印刷できます。 ワークスペースの前に行くと、演出のTF君がもう来て待っていました。 すみませ〜ん。 今までも、息子や娘を助手に2回印刷していて慣れてきているとはいえ、ページの並びや、何ページの裏にはこのページとの組み合わせを表に書いて来て、それを見ながら間違えないように印刷するのは神経を使います。 それでも3人の連携プレイで、B5 57ページ 60部の印刷を1時間弱で終わらせました。 TF君が折り機もあることを教えてくれて、折るところまで済ませて、今日の練習会場へ急ぎます。 5分ほど遅れてしまいました。
集まっていた会員で、ページを揃えて重ね、ホッチキスで留めて出来上がり。 それから新しい台本で読み合せをしましたが、もう練習前に疲れちゃった。 お昼を食べるのも忘れていたし。 娘はお腹がすいたとコンビニへ行って、私のおにぎりも買ってきてくれました。 もう今日は生活クラブを忘れよう。 添加物にも目をつむろう。