エスケー石鹸工場見学

一緒に地区委員をしている 同じ班の I さんと、環境委員会主宰 エスケー石鹸工場見学に行きました。
川口駅前に10時に集まり、職員の Nさんに運転してもらって工場まで行くのですが、8人乗りのワゴン車に1回では乗り切らず、2回に分けて送っていただくことに。
I さんと私は先発隊の 7人に入り、駅に 3人を残して出発しました。
工場は、川口駅から車で 15分ほどの、芝川沿いにあります。 車や自転車で工場に直行した人も 4〜5人いました。
エスケーさんからは、部長(?)の小林さんと、生活クラブ担当の浅見さんと、品質保証部のお二人です。 浅見さんは、去年5月20日の「洗濯せっけんリニューアル学習会」の講師だったと思い出しました。 その時の日記にも書きましたが、入社 4年目で、4年間 生活クラブの担当だと言っていました。 洗濯は毎日自分でしているとも。 小林さんは、生活クラブとの付き合いは 29年になるそうです。 洗濯は自分ではほとんどしないとのこと。
後発隊が着くまでは、ちょっとした質問タイムで、3人が着いてからは、挨拶のあと、すぐに工場見学になりました。 12時になると、機械が止まってしまうのだそうです。 髪をすっぽり被う帽子とマスクをつけて、二手に分かれて見学しました。
「液体せっけん」、「粒状・無添加せっけん」、「固型せっけん」の製造工程を見ていきました。
粒状せっけんと、無添加せっけんの製造工程はほとんど同じで、脂肪酸とアルカリを中和反応させ、真空乾燥し、針状にして、金属検知器を通してから、そのまま袋に詰めたものが「無添加せっけん」。 それに更に炭酸塩を加えたものが「粒状せっけん」で、炭酸塩を加えると、針状にはならず、粒状なのだそうです。 歩くところはきれいになっていましたが、そこかしこに、細かいせっけんが雪のように降り積もっていました。
固型せっけんは、高い所から窓ガラス越しに見学しました。 棒状のせっけんがカットされ、包装され、端っこなどがまたベルトコンベア―で運ばれていきます。
私たちが気になったのは、ひとり黙々と次々に包装を破っては中の固型せっけんを出している人。 包装に隙間があったりで、しっかり包めていないものだったのです。 大きな箱の中には、破られた包装材が山のようにあります。 私たちが使っている固型せっけんの包装ではありませんでしたが、「無駄だね。 少々隙間があったっていいのにね」「『わけあり』で出してくれたら買うよね」と言い合いました。 小林さんは、良いヒントをありがとうと言っていましたが、無理でしょうね・・・
食品と同じく、服装、消毒など徹底しないと入れない「ハミガキ」の製造工程は、部屋へ帰ってからDVDを見ました。
先月の粒状せっけんには、「パラパラと振り入れてください!!」と張り紙がしてあります。(今日来た粒状せっけんには、もう張り紙がない!)
粒状せっけんを使う時に、してはいけない事が 3つあると教えてもらいました。
×40℃以上のお湯に溶かしてはいけない。(8℃で溶ける)
×粉せっけん用のネットに入れない。(固まってしまう)
×狭いところに入れない。(予め洗面器などに入れて溶かさない)
とにかく、洗濯槽にパラパラと振り入れるのが一番よいそうで、楽です。
炭酸塩は洗浄力があり、無添加せっけんよりも粒状せっけんの方が、洗浄力は高いそうです。