4月18日・19日に、王子の小劇場で、友だちが作・演出の劇に出演しました。

3月14日の日記でもお知らせしましたが、こんな劇です。
http://www.geocities.jp/marblecats_pg/kouen02.html

4月は両親が来て、今年も妹たちや家の家族合わせて 10人で旅行に行くし、今年もタイからの留学生 Y君が来るし、公演の前の週が復活祭・・・ どうしようかずいぶん悩んで、一度ならず断ったんです。 でも私の出番は回想シーンで、他の役者さんとの絡みがないから、最悪4月17日、18日、19日のゲネプロと本番さえ居てくれれば良いからと言われ・・・出ることにしました。
両親が来ていた1週間は、稽古を休ませてもらいましたが、さすがに本番の 3日間だけというわけにはいかず・・・。 家族にはあまり迷惑を掛けたくないので、夕食の支度はキッチリして、いつも稽古の後半過ぎてからで申し訳なかったけれど、私なりに精一杯、稽古に出ました。

10人乗りのレンタカーを借りての旅行から無事に帰ってきて、8日に両親が帰ると入れ替わりに タイからの留学生 Y君が来ました。 空いている部屋は 1つしかないから、両親が帰るまで Y君には 3日ほど待ってもらったのです。
12日が復活祭で、その前の木、金、土曜日の聖週間は夜にミサがあります。 友人と息子と私は、4日間とも行き、金曜日はグレゴリオ聖歌隊として歌いました。 11日は、午前中は大道具を作る手伝いに行き、途中で抜けて 18時からのミサに与り、ミサが終わってすぐに、一緒に行った友人と息子を送ったその足でまた稽古に駆けつけ、と、かなり大変でした。
12日の復活祭は、いつもの友人と私と息子の他に、娘と Y君も加わり、車は満員! パーティーは失礼して家に帰り、午後は娘と一緒にアンサンブルの練習に公民館へ。 夕食の後、夜は劇の稽古へ。

公演が終わり、そんなハードな日々も終わりました。 2005年に私が自分で初めて脚本を書いた『いのちのステップ』に出演して以来、4年ぶりの舞台です。 ああ、やっぱりいいなぁ、本番前のこの緊張感! この舞台裏の雰囲気!
公演の評判はとても良いです。 主役の 4人は、あの膨大な台詞をよくぞここまで、と、感心してしまいます。 舞台装置がすごくてびっくり!
公園の景は、林を描いたパネルが4枚あり、その1枚に窓を隠すために、この公演にすんでいるホームレスが洗濯物をかけています。

この林がまん中から開くと、主人公のアパートになって、4枚のパネルの中 2枚は、下手側の裏には台所が、上手側の裏には窓の下に本棚も取り付けてあるんです。 奥の2枚の襖は押入れで、開けると布団が入っているし、その左側の水色ののれんがかかっている先はトイレという設定、その奥は玄関でちゃんとドアもあります。 すごい!!

大変だったけれど、とても勉強になったし、楽しかった。 前の劇団で一緒だった人、演劇ワークショップで一緒だった人や、朗読の仲間も、王子まで観にきてくれて、とても良かったと言ってくれて、やっぱり出演して良かった!と思います。