『クマともりとひと』

この小冊子のこと、パクちゃんのブログで、始めて知りました。
http://blog.goo.ne.jp/machi5959/e/473d81d20f90cb4430ce03948a775f6b
http://blog.goo.ne.jp/machi5959/e/197900f02965de47be631bdb9e6055f7
ひさごんが 1冊くださって、8冊は譲っていただき・・・ 読んで涙が止まらなかった。
この中学生たち、素晴らしい!!! 先生もすごい! 私もできることをしたいと、心から思いました。 家族にも読んでもらい、家族で会員になることにしました。 そして私も、別に 100冊注文しました。 いつ届くかしら。 ワクワク! 楽しみ!
ひさごんは、『クマともりとひと』のことを、ブログにていねいに解かりやすく載せています。
http://blog.livedoor.jp/woo111/archives/50576804.html
二人が言うように、六ヶ所村再処理工場問題も、八ツ場ダムも、温暖化も、みんな根っこは繋がっている!
先月にも書きましたが、私が以前はいっていた市民劇団は、環境問題などを学習し、自然・命をテーマにした劇を創って発信していくところでした。 ダムに沈む村の小学生と交流したり、荒川の源流から下流までを探検し、そこで出会った色々な人に話を聞いたりしました。 その時に東京湾の漁師さんから聞いた話・・・ダムなんか作らなくても、森をきちんと手入れをしていれば、森の木々が、ダムよりもずっとたくさんの水を地下に保っていてくれる。 針葉樹林は保水力が無いからだめ。 広葉樹林は、その落ち葉が豊かな腐葉土となって、多くの水を保ってくれる。 森も海もみんな繋がっている・・・ この小冊子を読んで、あの時の話が、さらに良く理解できました。
日本列島の、人間の定員は、江戸時代並みの質素な暮らしをして(エネルギー消費量は、今の100分の1)、3000万人。 それ以上の人間が、この国に住もうとしたときから、この国はもう滅びに向かっているのだそうです。 日本には、もう定員の4倍以上の人口が・・・!!
最後の数行もすばらしい! 心から共感します。
「人間はね、自分以外のもののために生き始めたときから、本当の人生が始まるんだよ」
私(日本熊森協会会長 森山まり子さん)は この11年間、自分以外のもののために、自分のすべてをかけてきました。 そして、この方が、逃げていたときよりもずっと人生が楽しくて、生き生きしたものになることを知りました。 これが本当の人生だったんだ。 私に本当の人生を歩ませてくれた教え子たちに感謝をしています。
私は今、マザーテレサの言葉に、深く同感しています。
「愛は、言葉ではなく行動である」

(余談ですが、あの本の左ページの下が、パラパラマンガになっているの、誰か気がつきましたか? 私も気づかなかったけど、本を読んだ息子が教えてくれました。 荒れたスギ林を切って、広葉樹を植えて、クマやウサギやアライグマが帰ってきて豊かな森になるところが描かれているの。 それから、森山って私の旧姓と同じ。 なんか嬉しい!)