川越

タイから我が家に来ているミンちゃんも、日本に来て12日目。 だいぶ慣れてきたようです。 食事は何でも食べてくれるので良かった。 生活クラブのアジの開きを美味しいと言っていました。 中でもミンちゃんが目を輝かせて「おかあさん、おいしいです!」と言ったのは、生活クラブのうなぎ。 でも・・・どっちも焼くだけとか、暖めるだけのもの。 私の作った肉じゃがや、牛丼や、ひじきの煮物、たけのこご飯などは・・・どうだったんでしょう・・・??
お昼過ぎ、日本語学校へミンちゃんを迎えに行きました。 学校が終わった後、川越散策へ行くのです。 一緒に行くのはミンちゃんの友だちが6人。 全員日本に来てから友だちになったそうです。 みんなはしゃいで楽しそう。 
私たち8人は大宮から電車に乗って川越へ行きました。 川越駅から続くクレアモールという長い商店街の蕎麦屋でお昼を食べて、喜多院へ。 どろぼう橋の由来などを説明するのが大変でした。 大銀杏、350年以上も時を知らせている時の鐘を見てから、大正浪漫夢通り、蔵の町並みへと歩いて行きます。 古い蔵作りの佇まいは、ほっと癒される気持ちがします。
人力車が置いてある店の前で、彼女達が人力車を見ていると、店から年配の男の人が出て来て、いろいろ話しかけました。 聞くとその人は35年前にタイの大学で日本語を教えていたそうです。 その大学の名前を聞いて、ミンちゃんが私の行っている大学ですと嬉しそう。 ミンちゃんのお父さんは医者、お母さんは歯科医だそうで、ご両親も同じ大学なのだそうです。
みんなが一番楽しみにしていたという菓子屋横丁では、いろいろなお菓子を買って食べました。
 最後に本応寺などを見て、また川越駅に戻ります。 かなり歩きました。 私は歩くのが好きで長く歩いても平気ですが、彼女達は疲れたようです。 100円ショップへ行きたいというので、クレアモールの中の100円ショップへ行きました。 面白かったのは、2人が100円のかわいい鯉のぼりを買ったことです。
大宮駅でみんなと別れて帰ってきました。 去年も同じ頃にホームステイを受け入れたのですが、去年は劇団の公演が6月25日だったので、週末は練習に明け暮れて、こんな風に案内できませんでした。 5月の連休に劇団の2泊3日の強化合宿へ一緒に連れて行っただけなのす。
ミンちゃんたちの日本の印象が良いものでありますように!