utako-urawa2006-04-10

支部委員会の資料を見たら、今年の石けんポスターが載っていました。 私が描いた絵ではない・・・ 何の連絡もなかったので、不採用とは思っていたけれど、ちょっとショック。 写真をアップできそうなので、せめてここには載せましょう。 こうしてみると、ポスターなのだからもっと目を引く色使いのほうが良かったかなと思います。 来年もう1度チャレンジします!
さし絵ライターの検定試験、2月末に結果が来て、不合格でした。 何で? 自信あったのに・・・ これはかなりショック。 再度挑戦するかどうか思案中。
そして今日、待ちに待った封筒が届きました。 でも薄っぺら・・・不安は的中し、「誠に残念ながら…」の文が・・・悲しい! これはとてもとてもショック! 
実は2月末に、世界的に有名な演出家N氏が企画したゴールドシアターに応募しました。 新聞を読んでびっくり! 定員20人のところ、1272人の応募があって、3月14、15日の予定だったのを、14日〜30日に延ばして、応募者全員オーディションをするというのです。
新聞によると、初日は13人ずつ1組になって、1時間に1組ずつ11組の審査をしたそうです。 私は19日3時からで、12人いました。 N氏始め8人くらいが机の向こうにいて、私達12人はその前に少し離れて椅子を並べて向き合って、説明を受けました。 それから椅子を片づけて、ダンスの先生が簡単な振付をしたのを12人で踊りました。 N氏によると、これはリラックスするためで、採点しないそうです。
それから私たちは、練習室の一番後ろに椅子を12脚並べて審査員の方を向いて腰掛けました。 呼ばれたら1人ずつ真中へ出て行って、審査員のまえで、あらかじめ送付されていた台詞を言うのです。 女性は「三人姉妹」のラストのオーリガの台詞と、「卒塔婆小町」の老婆の台詞から選ぶのです。 ちゃんとベンチなどの大道具もあり、音響も入ります。
驚いたのは、暗記することになっていたのに、私が一緒に受けた11人の中には、キチンと暗記してきた人がほとんどいなかったこと。 つかえるし、適当に台詞変えてるし・・・。 ほとんどプロンプに頼る人、中には台本を持ってベンチにおいて見てる人もいた程でした。
私の順番が来た時は思わず「プロンプいらないです」と言ってしまいました。 あんまり覚えてない人ばかりなので、プロンプの人がすぐ台詞を言ってしまうのです。 安心して間をあけることも出来なくなるから。 私は三人姉妹を選んで、1字1句違えず、つかえずに言えました。 それだけを見てくれるなら、受かるかもしれないけれど、選考基準は違うのでしょう。 よけいな色のついていない人を希望するなら、市民劇団に居たことはマイナスになるかもしれません。 1116人受けて合格するのは20人だけだから、記憶に残ったかどうかも不安です。
芸術劇場まで自転車で行っていて、帰ろうと思ったら、ダンスの先生(若い女の子)と一緒になったので、駅まで並んで話しながら歩いて行きました。 先生が言うには、始めは面接があったんだけど、14日から連日100人以上審査しているので、面接までしていたら審査員の身が持たないとわかったのだそうです。 N氏は昼休みも15分くらいで、しかもその間に、他の仕事の打ち合わせをしながら食事ですって。 こんなこと前代未聞。 ありえないことだと言っていました。
あ〜あ、やっぱり台詞を完璧に覚えて演じるだけじゃ、だめだったんだ・・・ ああん・・・ 泣いてたら、息子が私の頭をいい子いい子と撫でて、あれだけの倍率なんだからとか何とかボソボソ言って慰めてくれました。