ワークショップ

みんなの地球の会でも、今日の例会はワークショップ。全国を飛び歩いて、中学校や高校の演劇指導をしたり、各地で演劇ワークショップをしている脚本家の「かめさん」のワークショップで、3年くらい前から、5・6回来てもらっています。
この日は、どこの公民館も体育室が空いていなくて、和室です。最初は2人ずつ組になって、「からだほぐし」 相手の指から始まって手首、ひじ、腕の付け根を揺らしていきます。人の体は70%が水で、その水をゆするように。交代して同じことをしたら、こんどは足、そして首もほぐしていきます。大切なことは相手を信頼して、自分はすっかり力を抜いて相手に体を預けること。この力を抜くのが、結構難しいのです。
「ジャンケンゲーム」 2人組んでジャンケンをして、負けたらサッとしゃがみます。勝った人は、片手を相手の頭の上で水平に大きく振ります。簡単なようだけど、とっさに手を出すのか、しゃがむのか判断するのは大変です。
「連想ゲーム」 今日の参加者は、小学校1年生から大人まで14人。円になって並んで、最初にかめさんが何か単語を言い、隣の人はその言葉から自分が連想した言葉を、その隣の人に伝えます。リズムがあって、タン・タンと2回手をたたいた後に、パッと手を広げる、その拍手していない間にすばやく隣の人に自分の言葉を伝えるのです。タン・タン・兎・タン・タン・白い・タン・タン・雪・タン・タン・スキー という具合です。時計回りにひと回りしたら、今度は、「1・2・3」と番号を言って、「2」の人から同時に始まりました。もうドンドン言葉が来ます。とっさに思いつかなくて「え」「あ」なんて言っているうちに、次のが来てしまって、1つ消滅したり・・・
かめさんが隣に居た人に、好きな音を言ってもらい、みんなが順順に、その音が頭に付く単語を何か考えて言います。一巡したら、音を変えて、今度は、その音が頭に付く単語を考えて、それをジェスチャーで表すのです。見ている人は、何かわかったら「○○!」と言って、当たったら次の人がジェスチャーをします。頭に付く音が決まっているので、直ぐに当たることも多いのですが、どうしてもわからなかったのもありました。「さ」が付く言葉で、両手を水平に広げるのです。みんなが色々言ってもちっとも当たらなくて、そうしたら彼女が、「これもある」と両手を腰に、「これでもいい」と両手を頭に・・・「ええっ、さる? 違うよね」・・・みんな降参したら、答えは「左右対称」でした。ううん・・・
「部屋を作る」 和室を一杯に使って、大きな部屋。ひとりずつ、ドアを開けてその部屋に入って行きます。ドアの形は、一番先に入った人の開け方で決まります。最初の人がノブを回して開けたのに、引き戸にしてしまってはいけません。入った人は、何か1つ部屋にあるものを使って(例えばテレビをつけて見るとか)、またドアを開けて出て、閉めます。次の人は、中に入ったら、前の人が使ったものを、今度は別の使い方をして(例えば、テレビの上を拭くとか)、自分でまた別の何かを見つけて使って、出てきます。冷蔵庫が出来て、コタツが出て・・・ 後の人は、使うのは直ぐ前の人が出したものだけですが、コタツがある所はちゃんとよけて歩かなければなりません。
「お話を作る」 ここは海辺、などと場所を設定して、そこにみんなで次々に登場人物、もの等を登場させて、ストーリーを作っていきます。「海辺」では、迷子、子どもを捜すお母さん、サングラスの男、車、タイヤの後、死体まで出てきて、サスペンスっぽくなってしまいました。
他にも色々やったけど、もう書ききれない。とにかく楽しい4時間弱でした。