母のいなか

秋田の実家に電話しました。
父は男性コーラスに出かけていて留守でしたが、母としばらく話しました。
秋田の雪は大したことないそうですが、母の実家の温井は今年は60年ぶりの大雪で、3メートルも積もっていると、母の妹が知らせてきたそうです。 屋根の雪は自然に落ちるようになっているから雪下ろしはしなくていいのですが、落ちた雪が積もって大変だとか。 近所に除雪機械を持っている人がいて、時々吹き飛ばしてもらうそうです。
母の実家は、自然のふところに抱かれたという表現がぴったりの美しいところで、子どもの時は、毎年夏休みに遊びに行くのがとても楽しみでした。 夏休みになると、もうすぐ行けると指折り数え、その日が来ると本当にその日が来たのが信じられないくらい嬉しかったです。 家の庭の片隅に小さな川があって、朝、目が覚めると真っ先に水の音が聞こえて、ああ、おばあちゃんちに来てたんだと喜んで飛び起きたものです。 大勢のいとこたちと遊ぶのも楽しみでした。良い思い出です。