別所沼公園

本部のすぐそばの別所沼公園に、立原道造のヒヤシンスハウスがあります。

詩人 立原道造(1914−39)は、別所沼公園に、5坪ほどの別荘を建てる夢を持っていました。
すぐれた建築家でもあった立原は、その夢の家を「風信子荘:ヒヤシンスハウス」と名づけて、設計図を書き、50枚ものスケッチを残しています。
ヒヤシンスハウスと印刷した名刺まで作っていましが、それから間もなく24歳の若さで夭折してしまいました。

それから64年が過ぎて、かつて立原が夢に描いていたヒヤシンスハウスを市民の手で実現しようという提案が出され、2004年11月6日に、無事に竣工されました。
外見も、立原のスケッチとそっくりなんです。

夢のある話でしょう?
本部にいらしたときには、ぜひ訪れてみてください。