埼玉ラジオ歌謡音楽祭


11月14日(土)午後1時30分「第1回埼玉ラジオ歌謡音楽祭」を開催します!
JR浦和駅東口前のパルコ10階のコムナーレ 多目的ホール。入場無料です。
第二次世界大戦が終わった翌年昭和21年5月1日、戦争で荒廃した日本人の心に夢と希望を与えようと、NHKラジオ第一放送から、歌番組『ラジオ歌謡』が始まりました。『ラジオ歌謡』とは、この番組で放送された846曲で、「朝はどこから」「山小舎の灯」「夏の思い出」「森の水車」「あざみの歌」「さくら貝の歌」「山の煙」「雪の降る街を」などがあります。
当時の一流の作詞家・作曲家による歌は、美しい歌、楽しい歌、元気の出る歌ばかり。けれど、その楽譜も音源もほとんど失われていました。
2002年、秋田市の理学博士がラジオ歌謡を復活、継承しようと、日本ラジオ歌謡研究会を立ち上げて収集に奔走し、現在は8割近くの楽譜、音源が集まっています。
各地に「ラジオ歌謡を歌う会」ができ、本部のある秋田県には7つの歌う会がある他、東京、福岡、千葉、松本、仙台、大阪にも歌う会が出来ました。
そして2012年12月、私も埼玉ラジオ歌謡を歌う会を立ち上げました。おかげでたくさんの素晴らしい出会いがあり、今まで知らなかった多くの美しいラジオ歌謡も歌えるようになりました。一昨年から、秋田市での「全国ラジオ歌謡音楽祭」でソロも歌っています。
そして念願だった埼玉での「音楽祭」! 舞台の会員と会場のお客様と一緒に、懐かしい歌をたくさん歌います。ソロは12曲。幸せなことに、プロの声楽家が埼玉ラジオ歌謡を歌う会の会員なのです。はじめは何もおっしゃらず、一番後でひっそりと歌ってらしたのですが、音楽祭ではソロを2曲歌います。毎月秋田市から指導に来てくださる日本ラジオ歌謡研究会会長も2曲、私も1曲歌います。息子も2曲歌い、娘は伴奏でフルートを吹きます。お時間の都合のつく方、ぜひぜひいらしてください!お待ちしています。(チラシの絵は、昭和20年代、30年代のラジオのある家族団らんを描きました)